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ビジュアル版現代語訳『類別克服法』の出版順準備

『類別克服法』の時代背景

『類別克服法』は、愛媛県療術師会(当時)の亀井進先生がまとめらたテキストです。この書籍は、当時の療術法制化運動ときわめて深い関わりをもって出版されました。『類別克服法』の内容が『全国療術新聞』に連載された1956年は、いわゆる「あはき法」の制定により、あんま・鍼灸・柔道整復以外の医療類似行為は一切営業してはならないとされた10年間の経過措置の最終年でした。療術法制化運動は、このような状況を変えようとする日本の民間療法家の運動でした。本書では、残された資料から、『類別克服法』の成り立ちについて考察し、日本の戦後手技療法の黎明期をになった人々の思いや情熱についても立体的に読みがえらせたいと思います。

ビジュアル版現代語訳『類別克服法』編集会議ブログ
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きわめて実用性の高い『類別克服法』

『類別克服法』の冒頭で、亀井は、次のように述べています。

「本書は種類別に脊髄神経反射を主体にして組成した身体の操縦法であるが、本書程度のものは世に出ておらねばならないはずのものである。しかるに前口上や有閑語で満ちている著書のみで残念に思い、その任ではないが、やんごとなく基礎をかためてみた。本書は地盤工事であり、土台工事である。本書の転載」と述べています。さらに「どうかこの上に著者の気づかなかった材料を発見し、より完全な建設をする人の出てくることを待望する。本書の転載利用は著者の許可を要せづ自由である。」

この一見おおらかとも取れる言葉の背景には、人類の保健にとって意味ある療術をあきらかにしなければならないという、亀井の熱い思いが込められています。その内容は膨大で、脊髄神経反射を用いた技術書としては空前絶後の分量ともいえるでしょう。まさしく療術法制化運動という時代背景ならではの貴重な資料なのです。

現代語訳とはなにか?

『類別克服法』のビジュアル版現代語訳では、『類別克服法』の内容をを図版を用いながらわかりやすく振り返りながら、現代にあける手技療法の役割、習得するために必要な基礎知識など、近年の脳科学などの進歩もふまえて、これまで手技療法の書籍にはない明解さ、具体性をもって示したいと思います。日ごろ手技療法の効用を受けている人、興味を持っている人にとって、手技療法をより深くより詳しく知るための格好のテキストとなることでしょう。すでに基礎教育をおえた有資格者や身体均整師の方々には、さらなるスキルアップのためのトレーニング法や、より踏み込んだ身体への理解をもたらす専門性を備えた資料となるでしょう。

編集会議において

すでにツイッターやブログを通じて編集会議の様子を公開しております。興味のある方はぜひご参会ください。

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