■第485回支部研修会報告■
今回の東京支部の研修会では、「黒田ノートの臨床応用」を矢作智崇先生に講義して頂きました。
今回の支部研修会、実は参加前から期待値が上がっていました。
第1集から第9集まである黒田ノート。野村、黒川ノートに並ぶ、身体均整法の3大ノートの1つとも言える、興味深いノートです。
最近、黒田ノートをパラパラと繰り返し読んでいたのですが、これがまた情報量が多くて面白い。でも詳細に記録されている反面、要点を読み取ることが難しい箇所があり、なかなか臨床に活用できなかったというのが正直なところ。
そんなときに矢作先生が、このノートを生かせるよう「解釈」と「実技」を講義して頂
けるということで本当に楽しみでした。
会場についてすぐ、少しでも早くに要点を知りたかった私は、矢作先生に聞いてしまいました。
「先生、今日のポイントを一言でいうと何ですか・・・?」
そうしたらニコッとはにかんで「今日はね、・・・を話すよ」とご回答。
そして講義は「学園では触れない、身体均整法の一番おいしいところを伝えます」という言葉からスタートしました。
1、平衡・可動・強弱の3原則とは
12種体型の刺激だけが3原則ではなく、全てを3原則として理解することが重要。
ここでは、椎骨に対する3原則の観察と調整法を講義。
平衡性の乱れ、可動性の乱れ、強弱性の乱れの状態と調整法をわかりやすく解説。
2、叩打はスナップを効かせて
3、角度と張力
4、震動操法
※詳細は郵送版「東京支部だより」をご覧ください。
(レポート:「じょう均整院」城 琢麻先生) |