■2月の予定■
(1)2月の支部研修会
昨年2月の研修会は身体均整法から離れて「漢方」についてを漢方薬剤師の先生に講義いただきました。
今年は、施術・お客様への対応力・セルフコントロール・業績アップに繋がる講義を「経絡均整ヨーガ」を提唱されている小嶋夕佳先生をお招きし、開催します。
小嶋先生は池尻にあった姿勢保健均整専門学校を卒業されております。講義内容についてお話を伺いました。
【経絡ケアセラピー、経絡均整ヨーガの提案】
「健康を取り戻すためにセルフケアとして始めたハタヨーガ。バレーボール・体質等での故障を鍼灸と整体で回復した経験で両方に魅せられたが、整体を選択。均整を知人が紹介してくださり、主人が先に学び二人で均整師となる。実は息子も均整師。
以来、均整ヨーガを提案。中医学にも触れ経絡に感銘、経絡均整ヨーガと現在提案。五行論での指導展開が均整理論と共に好評を博し、各業界での導入指導、養成をしています。今回は大先輩、諸先生方へのお時間をいただき恐縮しています」
「一番、お客さんが望まれる一言アドバイス、簡単で気持ちが楽になり、実際にセルフでもできて次の施術まで効果を持続できるような、均整師との二人三脚改善方法のヒントを少しでもお伝えできたらと思います。勿論一番の目標は、確実に喜ばれる施術・対応力そして業績アップです」
・経絡均整ヨーガ概略紹介 実技&レクチャー
・均整師自身の動診をしてみよう!
・簡単アドバイスの経絡均整的構築
・次につなげるアドバイスのコツ
・ボディケアー業界の今後 新たな企画・展開
・運営・経営・繁栄への模索
・五行グッズ、ホットグッズ活用事例紹介、等
※プロフィール 小嶋夕佳
経絡均整ヨーガセラピスト 姿勢保健均整師
経絡ケアセラピー協会・総合健康ヨーガ学院・健康づくり総合
企画 株式会社ライトウェーブ代表
良導絡学会準会員 良導絡アドバイザー、子育て支援企画クラ
ブ『海』主宰
ヨーガ指導歴31年。姿勢保健均整学、ハタヨーガ、自然療法、
棒気功、中医学を学生時代のスポーツ障害をきっかけに学ぶ。未
病予防の日常的なトータル指導に経絡・自律神経バランスを指
針として活かす経絡ケアセラピーを健康づくり各業界・美容業
界に提案、発信。現在は特にフィトテラピー五行オイル活用セ
ミナーをコラボ展開、鍼灸界、美容業界に業態開発の一例とし
て提案。
自律神経バランス測定「良導絡」の新バージョン開発に携わ
り、2004年統合医療学会にて「自律神経バランス計測に基
づく健康づくり・ヨーガ」を発表。経絡均整ヨーガ、均整整体
に活かす。以来、健康関連施設・事業所の自律神経活用法プロ
デュース・コンサルティング・研修を幅広く行う。
2009年著書「しあわせエイジング術 体質の壁を超えるパー
ソナルケア・エクササイズ」、DVD「経絡ヨーガ100」を出版。推薦
をいただいた安保徹氏とコラボ講演をする。2010年から宮崎
県立看護大学・沖縄県立看護大学・千葉大学看護学部基礎看護
学における健康自主管理支援プログラム開発協働を始める。健
康づくり講演・実技指導、各地で経絡ヨーガセラピスト養成・
通信講座、子育て支援・癒し企画を実施。現在に至る。良導絡
アドバイザー認定
書籍「しあわせエイジング術 体質の壁を超えるパーソナルケア
・エクササイズ」学研
DVD「経絡ヨーガ100」 アークベル イメージの時間
経絡ケアセラピー協会総合健康ヨーガ学院 健康づくり総合企画
株式会社ライトウェーブ
愛知県刈谷市大手町5-50
URL:http://www.light-wave.jp
http://www.ryodoraku-net.biz
・日 時 2月13日(日)
・場 所 笹塚区民会館
・時 間 午後1時〜午後4時50分
・料 金 会員・均整師¥3,000 一般¥6,000
『笹塚区民会館』
渋谷区笹塚 3-1-9
電話:03-3377-1060
交通:京王線 笹塚7分
『笹塚区民会館』
渋谷区笹塚 3-1-9
電話:03-3377-1060
交通:京王線 笹塚7分
交通:バス[渋63][渋67]
[渋68][宿41]
[宿45]系統
「笹塚中学」2分
■東京支部自主活動情報■
(1)第202回手技研究会
・日 時 2月17日(木)17時位〜21時位
(毎月3回目の木曜日に開催しております)
・場 所 中野区大和町1-65-4増田ビル2F
ザ・均整法せいたい
・問合せ 池田勝
・参加料 ¥1,000
(2)手技勉強会
受者・整者・第3者
が納得する「3つの納
得」の為を目標に、実際
にクライアントを招いて
の実技及び実技指導
を実践しています。
受者の施術料は、事故発生時に賠償保険の対
象にするために、初回〜3回まで1,000円、4回以
降は、3,000円を徴収しております。
・日 時 毎週木曜日10時〜21時(但し毎月3
回目の木曜に限り10時〜17時位)
・場 所 手技研究会と同:ザ・均整法せいたい
・参加料 無 料
(3)均整倶楽部
幡ヶ谷社教育文化祭のご案内
社教館にて活動されている方達八十グループの
発表会です。
均整クラブとしては、均整法のアピールとして、施
術体験をおこないます。
先生方のご協力をよろしくお願い致します。
・日 時 2月27日(日)12時〜1時迄
・場 所 幡ヶ谷社会教育館第二体育館
幡ヶ谷2-50-2
電話:03-3376-1541
交通:京王新線「幡ヶ谷駅」10分
バス[渋63][渋66]系統「幡ヶ谷駅前」10分
京王バス[宿41][宿45]系統「六号通り」2分
※今年卒業予定の先生方も、見学、お手伝い、大歓迎です。
※参加出来る方は施術用マットを各自持参してください。
毎年私達の手技を楽しみに来られる方もいます。二年前より、
定期的に施術を希望される方の申し出により、毎週
会場をお借りして、続けており、今では均整クラブの
メンバーも数名活動しております。
今年も新しいお客さんとの繋がりを期待致してお
ります。
(問い合わせは木内先生まで)
■神奈川支部情報■
平成22年度第4回神奈川支部研修会のご案内
神奈川支部長 鈴木喜侃
・日 時 平成23年2月20日(日)13:30〜17:00
・会 場 横浜市技能文化会館 7F 和室(2)
横浜市中区万代町2丁目4-7
電話045-681-6551
・交 通 JR関内駅南口から徒歩5分
地下鉄(ブルーライン)伊勢佐木長者町
駅出口2から徒歩3分
・テーマ 「矢作先生のくつろぎ傾斜圧を中心とし
た談話会」
・会 費 無 料
尚、研修会終了後、中華街にて懇親会(会費
3,000円)を予定しています。
皆様お誘い合わせの上、ご参加ください。
横浜市技能文化会館7F和室(2)
横浜市中区万代町2丁目4-7
電話045-681-6551
JR関内駅南口から徒歩5分
地下鉄(ブルーライン)伊勢佐木長者町駅出口2から徒
歩3分
■第450回支部研修会報告■
1月9日の東京支部研修会は笹塚区民会館に於いて、身体均整法研究会として、2つのテーマを勉強しました。
1)触診学「骨盤・頸椎編(第2回)」
今回は主に骨盤の触診を中心に行いました。
初参加者が多かったこともあり、触診手順の説明にしっかり時間を取りました。
次回は「胸椎・腰椎編(第2回)」、その次はまた「骨盤・頸椎編(第3回)」と、交互に行います。毎回触診手順を説明しますので、その回が初参加、また不定期にしか参加できない方もご安心下さい。
同じ内容を繰り返し練習し、今年度の残りと来年度にかけて、触診力を確実に身につけていきましょう。
2)「くつろぎ傾斜圧(第2回)」
11月に続いての開催です。事前に告知した今回のテーマの中から「下痢止め・アレルギー・胃酸過多」について、各症状について医学的な定義を共有した後、支部委員が中心となり、くつろぎ傾斜圧研究に入りました。
【下痢止め】
病院へ行く必要があるほどのひどい下痢を止めて下さいという依頼で来院することはあまりないが、慢性的に下痢や生理痛になりやすい方がお腹の不調をかばった姿勢での来院はある。その姿勢を他動的に作って調整。
下痢体質の方には「天枢(てんすう)」、生理痛にお悩みの方には卵巣機能観点(「観歪法テキストP.60生殖器」参照)を圧定して、内臓を弛める作用のある「縦」のゆすぶりをそっと行なう。
【胃酸過多・胃痛】
坐位での胃調整。受者の上体を右側に倒しすぎると胃はくつろがない。肋骨を真上に引き伸ばすことで胃のスペースを空けつつ、胃酸過多、胃の充血反応点であるR5,6に伸びをかけて調整。
【アレルギー】
副腎のくつろぎ姿勢を主にした調整例。調整姿勢が仰臥位でも腹臥位でも、そのときに応じたくつろぎ姿勢を取らせることができると便利。
研修会の後は、いつもの通り均整を肴に、大変にぎやかな新年会となりました。(レポート:田川)
■あとがき■
1月の研修会に参加された先生方、くつろぎ傾斜の研修はいかがだったでしょうか。
12月の研修会において村松先生も仰っていたように、亀井師範の手技療術の世界における功績のひとつとして「くつろぎの姿勢」を発見した事が挙げられるのではないでしょうか。
傾斜圧のある場を、姿勢を用いて解決させ、る事は、身体均整法の重要な特色であるといえます。
今後も東京支部は「亀井師範の口述をもとにした身体均整法」を検証、そして実践してまいります。
また、学園を卒業されたばかりの先生方を対象にした「各部の観察」の実践ですが、こちらも定期的に継続していきます。観察は何度も繰り返してこそ経験として自然と身に付くものだと思います。
2月の研修会は、均整法や経絡の考え方をヨガを取り入れたアプローチ方法を学びます。施術者自身の健康も大事な事でしょう。そしてまた、日頃の施術に必要な様々な知識をも様々な角度から発見できるようなものとなると思います。
どうぞお楽しみに。(矢作)
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