■9月の予定■
(1)9月の支部研修会
「救急法と頭蓋骨操法」
〜身体均整法でカラダが変わる不思議〜
講師:大村浩二先生
9月の研修会は、大村浩二先生をお招きし
て開催いたします。
昨年秋の全国講習会でも素晴らしい講義を
された事もみなさんの記憶に新しいと思いま
す。
大村先生が日々の施術においてクライアン
トに効果を得、喜ばれている技術をたくさん
紹介していただきます。
どうぞお楽しみに。
・日 時 9月12日(日)
・場 所 笹塚区民会館
・時 間 午後1時〜午後4時50分
・料 金 ¥2,000
『笹塚区民会館』
渋谷区笹塚 3-1-9
電話:03-3377-1060
交通:京王線 笹塚7分
交通:バス[渋63][渋67]
[渋68][宿41]
[宿45]系統
「笹塚中学」2分
■東京支部自主活動情報■
(1)第196回手技研究会
・日 時 8月16日(木)17時位〜21時位
(毎月3回目の木曜日に開催しております)
・場 所 中野区大和町1-65-4増田ビル2F
ザ・均整法せいたい
・問合せ 池田勝 TEL.03-5373-3643
・参加料 ¥1,000
(2)手技勉強会
受者・整者・第3者が納得する「3つの納得」の
為を目標に、実際にクライアントを招いての実技及
び実技指導を実践しています。
受者の施術料は、事故発生時に賠償保険の対
象にするために、初回〜3回まで1,000円、4回
以降、3,000円を徴収しております。
・日 時 毎週木曜日10時〜21時(但し毎月3
回目の木曜に限り10時〜17時位)
・場 所 手技研究会と同:ザ・均整法せいたい
・参加料 無料
※以上、高円寺において古くから開催されている催
しについては、皆さんの参加をお待ちしております。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。
■第445回支部研修会報告■
8月8日、笹塚区民会館においての支部研
修会は「研究会」として、支部委員が中心と
なり「救急操法&場合の手、こんなときはど
うする?」のテーマに沿って開催しました。
東京支部では今後、研究会の回数を増やす
計画を立てています。
研究会では・・・
(1)均整はもとより、手技療法を志す人す
べてが基礎として学んでおくべき科目
の復習
(2)均整の原理・原則を整理しつつ復習
(3)日々の臨床において、各自が疑問に
思ったことを持ち寄っての研究
の、3つを柱に、支部委員が講師、あるい
は進行役となって実施します。
今回は(1)について
「触診学(胸椎・腰椎編)」を開催しました。
胸椎、腰椎の変位を観察する際に指標とな
る「棘突起」「横突起」「乳頭突起」。
モデルの背中をお借りして直接椎骨の図を
描かせていただき、細部に渡って参加者全員
が順番に触診しました。
次回は骨盤・頚椎編です。
今後、頚椎〜骨盤まで、毎回同じ流れで触
診練習を繰り返し、椎骨の正確な観察力を身
につけていきます。
その他の科目として、異常のある神経や椎
骨を特定するための筋力検査、及び体型調整
に応用するための可動域検査である「徒手筋力
検査法」も、今後の候補に挙がっています。
(3)では参加者からの質問より、「めまい」
「耳鳴り」「難聴」についての救急操法を、野
村ノート、身体均整法増補版をテキストに実
習しました。
【めまい(D2の2側調整)】
調整が終わった後、特に深く刺激が入った
ときほど、フラフラすることがある。その場
合は、新たに刺激を入れずに、しばらく安静
にさせれば大丈夫(深沢先生)。
【耳鳴り・難聴(会宗と腋窩調整)】
腋窩は耳と同じく胆経ラインにあたる。い
わゆる5側線上の肋骨の圧痛をとっていって
もよい(深沢先生)。
【同上(外耳孔調整)】
整者の小指から始めて母指へと、だんだん
と広げていく別法もあり(片岡先生)。
(2)については、今回は行いませんでし
たが、すべての刺激における性質や原則など
の「施術に必要な均整の基礎」を、黒田ノー
トをテキストにして学んでいくスタイルを考
えています。 (レポート:田川)
■神奈川支部研修会のお知らせ■
神奈川支部の研修会が以下の内容で開催さ
れます。東京支部の方の参加をお待ちしてお
ります。
日 時:9月5日(日)午後1時〜5時
会 場:男女共同参画センター横浜
(フォーラム)2F和室2
横浜市戸塚区上倉田町 435−1
電話:045−862−5050
交通:JR市営地下鉄「戸塚駅」西口
下車徒歩5分
講 師:鈴木節子
講 題:反射による調整その2
(4調整例について)
左下顎痛の調整例、両側の人工股関
節者の不定愁訴の調整例、他
連絡先:神奈川支部長 鈴木喜侃
Tel/FAX 045-772-0626
■東京支部からのお知らせ■
(1)支部便りへの広報掲載の案内
東京支部便りを、みなさんの広報の場として
も使用していただきたいと考えています。
・従業員募集広告
施術所の人員や、知り合いやクライアント
からの(均整師募集)等の募集要領を担当
までメールください。
※締め切り日の記入を忘れずに
・自著の案内
ご自身が掲載されている雑誌や、自著の出
版、テレビやラジオなどへの出演情報など
広報させていただきます。
東京支部の仲間のみなさんに、各施術所に
置いたり、クライアントに紹介していただ
ける事かと思います。
・各種イベントなどの情報
均整倶楽部のみなさんのように、各地でボ
ランティアや講習会などを企画されている
方もおられるかと思います。
手伝い員や参加者などの募集記事も掲載さ
せてください。
・勉強会や研修会などの案内
高円寺での手技研究会など、各自で勉強会
などを主催されている方がいらしたら、開
催日時など詳細を掲載します。
東京支部ではみなさんの個人的活動もできる
範囲で支援していこうと考えております。
遠方にお住まいの先生方なども、地元でのご
自身の活動で支部会員の協力などを得られるか
もしれません。
どうぞ、支部便りをご活用ください。
担当 矢作
□あとがき□
これまで、クライアントへの施術や、学園の
授業や研修会、全国講習会などで、たくさんの
発見や勉強をしてきましたが、故細谷栄先生の
言葉を借りるなら「死ぬまで勉強」です。まだ
まだ自分は足りないと感じております。
亀井師範の遺した膨大な資料のうち、現在わ
たしたちが確認できるものは講座集などで目に
する事ができます。しかし私に関しては正直に
言うと、それらすべてに目を通していません。
先日開催された支部研修会では、講座集/
赤本/特殊操法/観歪法を用意し、それらに書
かれている亀井師範の言葉の数々を紐解き、参
加者で実践してみると、驚きの連続でした。
こんなにすばらしい技術がたくさん紹介され
ているのに、それまでそこに目を通していなか
った事に「いやあ、まだまだだなあ」などとた
め息をつきました。
これからの東京支部を8月の研修会のような
「亀井師範の身体均整法」に焦点をあてて行こ
うと、支部委員のあいだで検討されています。
例えば「目眩」についても身体均整法ではた
くさんの角度から論じております。それらすべ
てを検証し、実践できた先月の研修会でした。
是非みなさんのたくさんの参加をお待ちしてお
ります。
訪れるお客さんは、施術部屋に到着するなり
扇風機の前でしばらくぜえぜえとやっておりま
す。なにしろとても暑い夏でした。
7月の千葉支部との合同研修会も8月の研修
会も、それらに参加する事で、これまで自分が
疎かにしていた部分に目が届くようになり、身
体均整法についての温度も大変熱い夏となりま
した。
まだまだ暑い日が続きます。どうぞお体に気
をつけて毎日を御過ごしください。(矢作)
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