■5月の予定■
(1)5月の支部研修会
◎日 時 5月9日(日)午後1時~5時
◎場 所 渋谷区:笹塚区民会館
◎参加費 無料
◎講 題 「臨床応用」
「黒田ノート勉強会(毛様脊髄神経反射)」
「臨床応用」
複数の講師が、それぞれひとつの「臨床応用」を持ち寄り発表します。
実際に臨床で使用している、施術テクニックや、考え方、観察の仕方などを、すぐに実践できるように練習する時間をたっぷりと用意しました。
「黒田ノート勉強会」
晩年の亀井師範が残した資料をもとに「身体均整法」をみんなで読み解き実践に活かすための勉強会です。
前回の勉強会では、ほんの数行を読み、そこに書かれてある真理を解読し、それぞれの経験などを話合うだけであっという間に1時間が過ぎる程に盛況な会となりました。
※黒田ノートがお手元にある方はご持参ください。尚、会場でも販売しております。
『笹塚区民会館』渋谷区笹塚 3-1-9
電話:03-3377-1060
交通:京王線 笹塚駅7分
交通:バス[渋63][渋67][渋68][宿41][宿45]系統(笹塚中学)2分
■東京支部自主活動情報■
(1)第192回手技研究会
・日 時 5月13日(木)17時位~21時位(毎月3回目の木曜日に開催しております)
・場 所 中野区大和町1-65-4増田ビル2F ザ・均整法せいたい
・問合せ 池田勝 TEL.03-5373-3643
・参加料 ¥1,000
・内 容 経絡・募穴・背ゆ穴調整
(2)手技勉強会
受者・整者・第3者が納得する「3つの納得」の為を目標に、実際にクライアントを招いての実技及び実技指導を実践しています。
受者の施術料は、事故発生時に賠償保険の対象にするために、初回~3回まで1,000円、4回以降、3,000円を徴収しております。
・日 時 毎週木曜日10時~21時(但し毎月
3回目の木曜に限り10時~17時位)
・場 所 手技研究会と同:ザ・均整法せいたい
・参加料 無料
※以上、高円寺において古くから開催されている催しについては、皆さんの参加をお待ちしております。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
■第442回支部研修会報告■
4月11日の支部研修会は、代々木上原社会教育会館に於いて、前半は黒田ノート勉強会、後半は支部委員が講師となり、主に卒業後間もない新入会員に向けて、「臨床応用」の研修を開催しました。
【黒田ノート勉強会】
今回は初回でもあり、今後の勉強会スタイルの模索も兼ねて、「第1回実技特別研究会~毛様脊髄神経反射に見る12種内展体制の調整法~」を読み合わせし、意味の分かりにくい部分を参加者同士で討論し合いながら進めました。
(P.4「均整と平衡の違い」より引用)
均整というのは、(おしなべて)平衡というのはそうではない。均整というのは、平衡につながる。平衡ということは、そうではないのである。平衡ということは、Balanceということは、段違があってもBalanceなのである。平衡ということは、不自然がないということなのである。不自然がないということが平衡ということなのである。平衡といえば、均整と違うのである。均整という中には、バランスがとれている、という意味も含まれているが、均等とは意味が違うのである。
・上記箇所についての勉強会参加者コメント要約
○(深澤先生)顎関節が痛くて、物が食べられないお客様。調整後も骨盤が明らかに歪んではいたものの、顎が痛くなくなった、という経験あり。見た目として歪んでいても、その中でリズムが生まれてくれば、症状は改善するようだ。
○(坂戸先生)その人のエネルギーの問題。エネルギーがあれば、体の曲りを直せば調子がよくなる。エネルギーがないと、体がついてこられなくて、余計に調子悪くなる。2月の研修会で学んだ漢方の考え方にも通じる。補剤でエネルギーをつ
けて、そのあとに肝臓なら肝臓に対する直接の薬を与えるとか。肝臓の悪い人に最初から直接肝臓の薬を与えても体が対応できない。観歪法や12種体型を補剤として使うか直接効かせるかの判断が大切。
○(深澤先生)歪みは層をなしている。本当に調子の悪い人は、悪いバランスをとっている。均整にすると悪いバランスを崩すことに。例えば1層目の左右型をとったら、2層目に前後型が出てきた。それもとると3層目の回旋型が現れた。1回の調整でとるのは2層目まで。3層目までとってしまうと具合が悪くなると、経験からは言える。
○(矢作先生)赤ちゃんは1層。矯正方向への調整でOK。歪みの層の歴史がないため、くつろぎ方向への調整は必要ない。
○(坂戸先生)少し触ると具合の悪くなる人は、アンバランスの中でバランスをとっている。曲がっている(くつろいでいる)中で、自分なりにエネルギーを回している。よって初回は補剤的な調整が望ましい。調子がよくなってきたら、さらに回復を手伝ってあげる調整を。しかし、初回であまりにも変化がなさすぎて、次回来院のモチベーションにつながらなくなることは防ぎたい。さじ加減が必要。
○(深澤先生)エネルギー=体力?(坂戸先生)一人の人の中の状態。例えば風邪でグターッとしている人にガンガン調整したら余計に悪くなる。風邪が治ることを後押ししてあげる調整が必要。治ったらガンガン調整してあげる。
次回、5月の勉強は「白内障」「近視」「乱視」「緑内障」などの調整につながる「毛様脊髄神経反射」の実技部分に入っていきます。
【臨床応用】
○矢作先生「手首の腱鞘炎調整」状態を5段階に分けて調整。1)体幹のくつろぎ調整→2)手首のくつろぎ調整→3)痛む方向への抵抗法→4)痛くない方向への抵抗法→
5)肘関節調整。手首の痛みが軽減するように、肘関節の皮膚のアソビをとる。そのまま圧定しておくか、集約拳で手首を回してもらう。
足首など、他の部分にも応用可。手首の調子がよくなる肘のアソビ方向に、キネシオテープなどを貼ってもよい。
○馬場先生「体型観察」
新入会の受講者を交えて、立位、腹臥位、仰臥位の観察練習。人前で手を動かすことは、とても勉強になります。
(レポート:田川)
■今後の支部研修会■
本年度は主に第2週の日曜開催となります。
・6月13日(月)~14日(月)
支部研修旅行
・7月11日(日)
講師:柄沢康弘先生
・8月8日(日)
講師:未定
・9月12日(日)
講師:未定
■支部研修・親睦と温泉旅行■
今年も支部研修旅行を予定しております。
6月13日(日)~14日(月)、行き先は長野県の「白樺湖ビューホテル」です。研修旅行がどんな様子かご覧頂けるように、去年の静岡県東伊豆熱川温泉での写真を再掲載してみました。
去年は操法よりも観察法重視。腰部を中心に、実際に腰の調子が悪いモデルとよいモデルに並んで寝てもらい、対比観察など、ふだんの支部研修とはまた違った雰囲気で、細部までの観察を実習しました。夜はひと部屋に集まり、深夜まで続く均整談義。
二日目。早朝からみんな元気よく目ざめ、城ヶ崎などを観光。来年の旅行を楽しみにしつつ、帰途に就きました。
今年も白樺湖で有意義な研修を楽しみつつ、親睦を深めましょう。
■支部研修旅行詳細■
みんなで楽しい思い出になるそんな旅行にいたしましょう。
主催 身体均整師会東京支部
日にち:平成22年6月13日(日)~6月14日(月)
1泊2日
行 先:白樺湖ビューホテル
長野県北佐久郡立科町大字芦田八ヶ野白樺湖1525
TEL.0267-55-6211
集 合:新宿駅西口京王プラザ前AM7:40集合(新宿駅西口より徒歩約5分)
費 用:8,000円(1泊2食付、往復送迎バス代2,000円含、夕食時飲み放題)
*キャンセル料が発生しますので注意:14日~2日前20%・前日50%
その他:「浴衣/タオル/歯ブラシ」がつきます。部屋の冷蔵庫の使用は各部屋単位で精算をお願いします。
旅行保険には加入しておりません。
お酒やおつまみ差し入れ歓迎です。
行 程:
7:40 集合 新宿西口(新宿京王プラザ前)
8:00 出 発--中央自動車道~諏訪ICより約40分
*途中2回休憩で昼食(昼食は自己負担)
12:30 研修(デスカッションとお互いの身体調整)
17:30 夕食(宴会はバイキング、飲み放題付)
19:00 自由時間(2次会・カラオケ・懇親など)
8:00 朝食
9;00 研修(お互い調整&デスカッション)
11:00 散策&昼食(昼食は各自注文で自己負担)
12:30 ホテル出発(予定途中2回休憩)
18:00 新宿駅西口到着予定
*スケジュールの変更はその都度担当者から発表します。
担 当:天内 登 TEL.042-388-4831
090-2311-8671
田川直樹 TEL.03-6904-3020
090-7258-7180
◎申込みは天内、田川、福田までお願いします。
■神奈川支部からお知らせ■
・支部研修会の案内
先回は評判良く、盛り上がりまして、予定の半分ほどで時間となってしまいました。
今回はその続きですが、初めての方でも解りやすく、ためになる内容です。
多くの方々のご参加をいただけますようお願い致します。
日 時:22年6月20日(日)13:30~17:00
会 場:男女共同参画センター横浜(フォーラム)
横浜市戸塚区上倉田町435-1
TEL.45-862-5050
交 通:JR、又は横浜市営地下鉄「戸塚駅」
西口下車 徒歩5分
講 師:矢作智崇先生
講 題:「姿勢操縦法その2」「肋骨型について」
連絡先:電話/FAX 045-772-0626
神奈川支部長 鈴木喜侃
■あとがき■
今回は、5月の研修会後に開催される支部総会の資料を同封いたしました。
総会資料は、昨年度の活動の総括と今年度の活動方針などから成り立っています。この資料をもとに、5月の総会にて支部員のご意見を聞き、支部の今後の活動が決定されます。
東京支部は、その多くの活動が会員から集めた会費を支えにしております。東京支部にはたくさんの会員が所属していて、なるべく多くのその声を聞き、それを活動に反映させたいと考えます。
資料をよくご覧になったうえで、5月の総会に出席され、ご意見をいただきたく思います。今年度も、皆さんで手をとりあって、身体均整法の名のもと、共に前に進んでいきましょう。(矢作)
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