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東京支部だよりバックナンバー(2006年8月)

■■  第110号 身体均整師会 東京支部会報  ■■

◇ 東京 支部だより ◇

■■           2006年8月■

発 行 身体均整師会 東京支部

事務局 東京都小金井市本町1-2-14 コーポ牧田102

責任者 深沢 功


●●●●第401回支部研修会報告●●●●

七月九日に行われた支部研修会は、支部長の深沢先生を講師に、

「クライアントに喜ばれる脊髄調整法」を講題として行われました。

支部の目標である「100名均整師」の育成の為の研修会でもあります。

均整師としてまだ経験の浅い方や、ベテランの支部会員向けまで、

様々な角度から均整をとらえて講義していただきました。

 

・皮膚の遊びの取り方を始めとした、施術にあたっての基本的な造作

・奇脈を使った体型調整

・均整法のひとつの柱ともなる、十二種体型の関連椎骨を施術にどういかしていくのか、

(外展/内展)の四つ飛び、五つ飛びの関連椎骨の臨床応用

・受者の感じる、やわらかな刺激と強い刺激の違いとその効果

・可動性/平衡性/強弱性から成る三原則と鼓舞、抑制から成る二原則について

 

■皮膚のしぼり方  皮膚を上内方へしぼり、しぼりきったところで刺激を入れていきます。

的確にその場所へ刺激を入れることができ、

また、受者も安心して身をあずけることができます。

但し、捻れなどがある場合など、しぼりは上内方にこだわらず、皮膚の動きをみて工夫を必要とする。

■腰椎から探る関連椎骨への刺激

変位のある、又は、異常のある腰椎を、 そこから四つ、或は五つづつ飛ばした頚/胸椎を整えて変化させます。

■奇脈の応用  列穴/照海、後谿/伸脈、公孫/内関臨泣/外関といった、

腕や足の末端のそれぞれの組み合わせ、 抑制刺激を加えて体型を整える事もできます。

「均整法への接し方がわからなくなった時、 大事なのは受者の体をみて、異常を探り

そしてそこを変えていけばいい」(講義より)

●●●●18年9月の行事●●●●

(1)親睦と温泉旅行へのお誘い 毎年行われている支部による温泉旅行を、

今年は支部委員による歓迎施術会をメインに計画しております。 皆さんの参加をお待ちしております。

日 時/平成18年9月3日(日)〜9月4日(月)1泊2日

行 先/栃木県鬼怒川温泉 ホテルニューおおるり0120−883−489

費 用/6,000円

行 程/

[9月3日]

8:45池袋西口公園前集合

9:00出 発〜束北高速道〜宇都宮IC〜鬼怒川温泉

11:00昼 食(昼食は指定の麺類中心の食事処、各自注文で自己負担)

12:30チェックイン〜休憩

13:30研修会(支部委員による歓迎施術会)

17:00〜19:00夕食/宴会

19:00〜23:00自由時間

[9月4日]

8:00〜8:30朝食

9:00〜11:00自由時間

11:00ホテル出発

12:00昼 食(行きの昼食と同じ)

15:30池袋駅前到着予定

その他/

・「浴衣/タオル/歯ブラシ」がつきます。

・ダンスホール(無料)シューズのある方は持参して参加できます。

・人情劇、歌舞伎ショーの上演(無料)

・カラオケルーム(有料〉

・浴場は広くきれいで、天然温泉で大露天風呂もあります。

・部屋の冷蔵庫の使用は各部屋単位で精算をお観いします。

・旅行保険には加入しておりません。

・オーバー分の費用は支部が負担します。

【参加御希望の方は天内まで連絡ください  参加申し込みの期限は八月二十日です】

みなさんの参加をお待ちしています。

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※今後の支部研修会は次の通りです。

10月8日 /施術問題交換会(シリーズ2:肩/肩甲骨)

11月23日(木)/ 未定

12月10日 / 星野一彦先生 / 内容未定

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(2)手技研究会

・日 時 8月17日(木)午後6時〜9時

・場 所 中野区大和町1−65−4増田ビル2階 均整法整体

JR高円寺駅北口下車徒歩7分

・講 師 池田 勝/金井周二

・内 容 「高円寺マニュアル(高円寺モデル)1」

観察法/調整(くつろぎ、経絡、椎骨等々)/確認

※ これまで第二土曜日に行ってきましたが、支部研修会が第二日曜日になり、

研修が週のなかで二回となり重なりますので手技研究会を第三木曜日に変更します。

これからも宜しくお願いいたします。

手技研究会世話人/池田 勝

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3)手技勉強会 受者が納得し、整者が納得し、第三者が納得する 「三つの納得」の為を目標に実践しています。

受者の施術料は、初回〜3回まで1,000円、4回以降3,000円。

事故がおきたとき、無料ですと賠償保険の対象にならないためにこのようにしています。 ご了承ください。

・日 時

8月9日(木)午前10時〜午後9時

8月10日(木)午前10時〜午後9時

8月17日(木)午前10時〜午後5時

8月24日(木)午前10時〜午後9時

8月31日(木)午前10時〜午後9時

・場 所 中野区大和町1−65−4増田ビル2階 均整法整体

JR高円寺駅北口下車徒歩7分

●●●● 連 絡 ●●●●

(1)7月9日支部運営会議報告

「支部のおしごと」に携わる支部会員への活動手当の案がたてられました。

・会計:1000円/月 ・会員名簿の管理:手当なし

・会場の確保:2000円/月 ・研修受付:手当なし(研修会参加費無料)

・研修会写真撮影:手当なし(研修会参加費無料)

・支部だより作成:5000円/回 ・支部総会資料:3000/回

・発送作業(支部研以外):2500/回×2名(交通費を含む)。

(原則として2名で作業。1名で作業する場合は5,000円/回)

・支部HPの更新:1000円/回

・研修会ビデオ撮影:2000円/回

・ビデオのDVD化(原版):1000円/回

・DVD複製(10枚):1000円/回

・資料の貸出管理:手当なし

・支部長手当:2000円/月

・支部理事手当:1000円/月

・支部委員手当:1000円/月

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(2)支部運営の有志募集 支部委員と一緒に活動する有志を募集しています。

都合のよい日時のみの参加でも可能です。

興味をもたれた方は支部事務局、お近くの支部委員までお気軽にお問い合わせください。

【研修班】  支部研修会の参加者受付、資料のコピー・配布、簡単な写 真撮影

【広報班】  支部だより作成、発送作業 。インターネットの支部ホームページの更新等。

【DVD班】  研修会のビデオ撮影。ビデオをDVD化して複数枚つくる作業。

DVDの配布(遠方より受注のあった場合)。

【資料班】  東京支部所有の書籍、音声・映像記録などの資料調査。目録の整備。

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(3)パソコンにてインターネットを使用されている方は、

支部だより等をメールによる配信に変更していただけるようお願い申し上げます。

メール配信を増やす事により、郵送料等の節約が可能となります。

担当の矢作まで「メール配信希望」の旨をお知らせ下さい。

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(4)東京支部では、皆様からの意見/情報などを随時受け付けております。

また支部便りに載せたい告知や情報などありましたら、担当の矢作までご連絡ください。

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(5)お詫び 7月に支部だよりとともに「平成18年度東京支部総会資料」をお送りしましたが、

手違いにより「平成18年度東京支部一般会計収支予測」が抜けていました。

お詫びするとともに、改めました18年度の「一般会計収支予測」を お送りいたします。

これは、6月18日の支部研修会終了後にお配りしたものとは異なっております。

本来ならば、その時に配ったものをお送りすべきなのですが、 総会の時に配布したものは、

すでにご承知の事情により 時間がない中で充分吟味する事が出来ない状態で発表したものです。

今回ここに発表するものは従来の官庁簿記による表記を改めまして、

新たな東京支部の諸活動を把握しやすいよう勘定科目等を設定仕直したものです。

簿記の「継続性の原則」に反しますが、 東京支部活動の実情がより把握しやすくなっていると思います。 ご了解ください。

 

●●●●あとがき●●●●

7月におこなわれた研修会にて、深沢功先生の講義のなかで 「やわらかな刺激」による

脊髄への気持ちよいアプローチが紹介されました。 受者が眠くなる程のやわらかな刺激でも、

異常箇所が消失するのを体験し、 そして同じやわらかな刺激でも、間の取り方/手の離し方/呼吸の取り方、

などで鼓舞・抑制が使い分けられます。改めて基本姿勢を説いていただきました。

そしてその「やわらかな刺激」は、6月の研修会に野村宣行先生が用意された

野村先生編集による「くつろぎ傾斜圧」における、亀井師範の言葉を思い出します。

「きつい刺激は絶対ダメ」 神経炎を止めるにはきつい刺激は絶対にいけない。指圧を加えるような圧ではダメである。

大体病気を治す場合は、指圧のようなものでは絶対効果がないのである。

これはオステオパシーの技術だから柔らかい刺激が必要で、

相手が抵抗してくるような刺激は効果がない。痛みは止まらない。

神経炎には眠たくなるような操作でないといけない。 全然無痛であるということが肝要である。

(野村宣行編集:くつろぎ傾斜圧p97 臀部・座骨神経炎の項より)



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