日本統合医療学会 合同 分科会・賛助の会 参加報告
川上 哲夫(理事、会計部長)
報告者 理事 川上哲夫
平成24年1月23日(月)17時から東京大学医学部教育研究棟2Fの第4セミナー室で、日本統合医療学会の合同分科会・賛助の会が開催され、身体均整師会を代表して村松会長と私(川上)とで参加させて頂きました。そのときに話しあわれた内容についてをご報告いたします。
以上、報告させていただきます。
報告者 理事 川上哲夫
平成24年1月23日(月)17時から東京大学医学部教育研究棟2Fの第4セミナー室で、日本統合医療学会の合同分科会・賛助の会が開催され、身体均整師会を代表して村松会長と私(川上)とで参加させて頂きました。そのときに話しあわれた内容についてをご報告いたします。
- 開催に先立ち、渥美和彦理事長より開催挨拶がありました(以下、要約)。
- 市民の立場から見た統合医療 統合医療を理解できるやさしい入門ガイドブックの作成
- 近代西洋医学の立場から見た統合医療 近代西洋医学における統合医療の位置付けなどを議論し、広く情報発信を行うための国際会議、等の開催
- 国策として、政府の立場から見た統合医療 諸外国が統合医療国策として推進している実例を挙げ、わが国における国策としての「統合医療」を政府への提案とする。
- 第15回日本統合医療学会(埼玉大会)に関する報告がなされました。
- 市民レベル⇒全国での講習会、セミナーの開催
- 医療レベル⇒西洋医学の人たちに対するアプローチ 大学での統合医療学科の設立が増えている。
- 政府レベル⇒民主党議員連盟、知事、市長などに働きかける。 大村愛知県知事、橋本大阪市長、など統合医療に理解を以ってくれる首長に働きかけ連携を強めて行く。
- 広報よりみた統合医療の普及のお話がありました。
- 国際シンポジウム「統合医療におけるがんの予防と治療」開催に関して
- 日本統合医療学会分科会・賛助の会のこれからの在り方
昨年の東日本大震災於いて多くの尊い人命が失われ、莫大な経済的・社会的被害を受けた事を憂いつつ、同時に日本人が発揮した勇気と社会の絆は世界でも高く評価された事、自然と人間の共生の尊さを知り、“人類生存”の真の意義を学びました。医療界も震災被害者に対する治療や救済、原発事故に伴う放射線被ばくへの対処などに追われる慌しい年となり、統合医療の普及と推進に関しては遅れざるを得ない状況でありました。また、“統合医療とは何か”についての市民の立場での理解を得るべき資料の提供や具体的活動については、必ずしも時宜に適する行動を続け得なかった。 そこで、今年の方針として、
渥美理事長の今年の方針、三つの柱についてより具体的お話がなされ
創造、実践、普及活動が必要との事で、統合医療学会会報(IMJニュース)の充実を図るため、広く記事、広告を募集します、との事。
2月17日(金)〜2月18日(土)に東京医科歯科大学M&Dタワー大講堂に於いて、米中韓の統合医療の専門家とわが国を代表する統合医療とがんの専門家25人が一堂に会して催される国際シンポジウムに関するお話がありました。 こちらを参考にして下さい。
意見交換がなされ、相談窓口の設置(地方レベルで)、分科会同志の会合(チーム医療の検証)、健康食品認定委員会の設置、健康機器等認定委員会の設置、認定⇒商標登録マークの使用許可、推奨⇒認証の前段階の承認等々活発な意見がでました。
以上、報告させていただきます。