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 中国医学では、目に見えないもの、目に見えない働きを持っている自然や生命を構成している基本的な「もの」を「気」と考えています。経穴は、その気が人体に出入りする門戸であり、経絡はその気が人体を流れる通り路です。
 経絡を運動系の刺激の伝導路としてとらえ、手技を工夫したところが、亀井先生の第5の功績です。

 下肢の内側に痛みのある人がいましたら、さわってその痛みを調べてください。
 手首のところにある経穴(列欠)あたりに指をあてて、皮膚を矢印の方向に動かしてみて、動きやすい方に引っ張ってじっとしています。足の内果の下にあたる経穴(照海あたり)も同様に行って下さい。終わったら、痛みがどう変化したか、さわって確認してください。
 どの方向に引いたらよいのか、わからないときは、手指、足指の方(末梢)に引っ張ってください。この操法は、上体の前面、下肢の内側のこわばり、痛みがよくとれます。

        

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