12種体型と募穴観察・12種体型の理解のための一考察
講師 深沢 功
(身体均整法学園講師、東京支部長)
(身体均整法学園講師、東京支部長)
- 【抄録】
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はじめに
調整の基となる物の見方、考え方には二つの方法があると思っています。「1、細部をみる(要素還元的)」「2、全体をみる(形態的)」の2つの方法です。
今までの全国講習会では「1」の視点に立った講義がほとんどで、私たちの技術を、遠くから離れてみようする「2」視点にたっての講義は無かったと思います。今回は「2」の視点に立たお話しです。
十二種体型の観察と漢方の子午の法則
十二種体型の観察は難しい思います。ある人をみて、A先生は前後型といい、B先生は回旋型という見解の違いは随所にみられます。臨床経験が長い先生方の間でもそうなのですから、 初心者が戸惑うのは無理がありません。
また、肩、骨盤などの観察で体型を決定して、その歪みを正し平衡体にしたとしても、それで受者に充分な満足を与えられるとは思いません。「均整法は浅い」という評判が立ってしまうだけです。そこで、今回は12種の体型の決めるための新しい手がかりを発表したいと思います。
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